多汗症の人は、人数的にはワキガの人ほど多くなく、多汗症そのものを知らない人もいます。
しかし、多汗症の人の悩みや苦しみはワキガの人に負けず劣らず大変なものがあります。
多汗症のために、日常に支障をきたしてしまう人もいることを考えれば、ある意味ワキガの人よりも悩みは深刻かもしれません。
日常に支障をきたすとは、例えば、高校生の女の子が本屋さんにアルバイトに行ったのですが、多汗症で手に水をかけたほど汗で手が濡れるため、本まで濡らしてしまうのです。
お客さんに本を渡すときや、レジでおつりを渡すとき汗でぐっしょり濡れてしまうのです。
そのために、その女の子は、本屋さんのアルバイトを辞めてしまいました。
足に汗をかく人は、その人が歩いたとおりに畳がぐっしょり濡れてしまうのです。
そんなどうにもならない状態を解消するために多汗症の治療を受けるのですが、多汗症の治療には、「超音波治療」「心身療法」「内服薬」「イオントフォーシス療法」「ボトックス注射」などがあり、この他に治療法がありますが、ワキ汗にお勧めなのが長音波療法です。
この治療法は、超音波装置の振動で、汗のでるエクリン汗腺を破壊するという方法です。
汗の出るエクリン汗腺を破壊するのですから、当然汗が出ないので、汗の悩みが一気に解消します。
手足の多汗症の場合は、ボトックス注射による治療法が多く使われますが、この治療法は効果が長く続かずに、半年ぐらいで注射に通わなければならないのが難点です。